大阪市で気温低下が始まった今、ガス暖房の“補充&点検”を

おはようございます。
大阪市でも朝晩の冷え込みが目立ち始めており、いよいよ“暖房本番”の季節が近づいてきましたね。
風邪やインフルエンザ、コロナなども流行っており、体調管理に注意が必要な時期です。

今日、大阪市は平均最高気温が20〜23℃、最低気温が約13〜15℃と、昼と夜で10℃近くの寒暖差が出ています。
この気温差が大きくなる季節こそ、エアコン暖房の試運転と冷媒ガスの点検をしておくのが大切です。

そこで今日は、「冬を安心して迎えるための暖房チェックポイント」を分かりやすくまとめました。
これを読めば、今のうちにできる準備がすべてわかりますので、ぜひチェックポイントを見ながら本格的な冬に向けて準備をしていきましょう。

目次

  • なぜ今、エアコンの“暖房チェック”が必要なのか
  • 暖房の効きが悪い主な原因
  • 「冷媒ガス不足」を見分ける5つサイン
  • 放置するとどうなる?現場での実例
  • まとめ:本格的な冬が来る前に試運転を!

なぜ今、暖房の点検・補充が必要なのか

本格的に寒くなる12月以降は、業者への依頼が集中して予約が取りづらくなります。
10月〜11月はまだ気温が安定しており、試運転や点検を行う絶好の時期です。

依頼いただくお客様にも、「今すぐきて欲しいのにどこに連絡しても1週間以上待たされてしまって…」というお話をお聞きします。
そうならないように今から暖房を確認しておくのは快適な冬を過ごすのに必須になります。

「去年は普通に使えたのに、今年は暖かくならない…」
原因の1つに、冷媒ガス(フロンガス)の減少があります。
これは、ガスを補充してしまえばすぐに使用できるようになります!

エアコンの冷暖房は、冷媒ガスを圧縮・膨張させることで熱を移動させています。
このガスが減ると、冬は「温風がぬるい」「まったく暖まらない」といった症状が出ます。

いますぐ確認をして、快適な冬を過ごしましょう。

暖房の効きが悪い主な原因

暖房の効きが悪くなるのは主に5つの原因があります。

① 冷媒ガス(フロン)の減少・漏れ

エアコンは「冷媒ガス(フロン)」を使って、外の空気から熱を取り込み、室内に送り出しています。
この冷媒が少しでも減ると、「熱を運ぶ力(熱交換効率)」が急激に落ち、風は出ても「ぬるい」「温度が上がらない」状態になります。

ガスが減る原因の多くは、

  • 配管のジョイント部(フレア接続)の緩み
  • 室外機との接続部からの微小なガス漏れ
  • 経年劣化による配管の劣化
    などです。

最初は目に見えないレベルの漏れでも、1年に少しずつ減り、3〜5年でほぼ空になることもあります。
冷媒圧力が下がるとコンプレッサーに負荷がかかり、最悪の場合は焼き付き・故障(修理費8万円〜)につながるため、早めの補充と漏れチェックが必須です。

② 室外機の汚れ・詰まり・設置環境

室外機は暖房運転中、「外の空気から熱を吸収する“心臓部”」です。
ここが汚れていたり、落ち葉・ホコリ・虫・ビニール袋などで吸気口が塞がれていると、空気が通らず熱交換ができなくなってしまいます。

特に大阪市内のようなエアコンの設置場所が狭く、ベランダへ設置となるようなところでは洗濯物や砂ぼこりが入りやすくなり、さらに風通しが悪い環境だと暖房効率が著しく下がります。
また、室外機の周囲30cm以内に物を置くと、排気の熱がこもり、「温風が冷風になる」逆流現象が起きることも…

室外機の周囲を定期的に掃除・整理し、背面・上部に空間を確保するだけで暖房効率が15〜20%改善するケースもあります。

実際に去年お伺いしたケースでは、ガスを補充せずに掃除をするだけで暖房の効きが戻ったこともあります。
掃除をして、少しの隙間を作るだけで暖房効率と電気代がお得になるので、今のうちに掃除をしてしまいましょう。

③ フィルターや吹き出し口の詰まり

先程は室外機でしたが、今度は室内機、つまり「エアコン」の掃除になります。
「エアコンを掃除していない」というだけで、風量は最大で30〜40%低下します。
ホコリやカビが目詰まりすると、送風量が減り、室内に熱を十分送れなくなります。
また、汚れが内部の熱交換器に付着すると、熱を吸収・放出する効率も落ちるため、設定温度を上げてもぬるい風しか出ない状態に…

特にペットや料理の油煙がある家庭では、2〜3週間に1度のフィルター掃除が理想です。
内部に黒い斑点(カビ汚れ)が見える場合は、早めに「分解洗浄(内部洗浄)」を検討してください。

こちらも暖房が効かないというご依頼で伺うとフィルターの目が完全に詰まっていたことがあります。
ペットが快適に過ごせるようにこまめなフィルター掃除をするようにしましょう。

→ 定期清掃を行うだけで、電気代が年間5〜10%節約できた事例もあります。

④ センサー・制御基板の誤作動・経年劣化

エアコン内部には、室温を感知する温度センサーと、運転を制御する基板(マイコン)が搭載されています。
このセンサーが誤作動すると、「まだ暖かい」と誤認して運転が止まる、もしくは**「設定温度に達していないのに風が止まる」**などの症状が出ます。
また、長年の振動・ホコリ・湿気で制御基板にサビが発生し、信号が乱れるケースもあります。

センサーのズレや基板不良は目視での判断が難しく、専門のテスターを使った電圧チェックが必要です。
→ 暖房が急に止まる/勝手に送風になる場合は、内部点検をおすすめします。

⑤ 室内機・室外機の位置や配管劣化(施工要因)

意外と多いのが、設置位置や配管劣化による暖房効率低下。
室外機が西日を受けやすい場所、または風通しの悪いコーナーにあると、吸熱が妨げられ、暖房出力が半減することもあります。
また、長年使用した配管内のオイルや汚れが流路を塞ぎ、冷媒がスムーズに循環しないことも原因の一つです。

これらは施工業者の判断による部分が大きいため、「他社設置から5年以上経過」しているエアコンは一度、配管の状態を確認しておくのが安心です。

まとめ:原因は“複合的”

暖房が効かない原因は、ひとつではなく複数が絡み合っているケースが多いです。
「ガス不足+室外機の詰まり」や「フィルター汚れ+センサー誤作動」など、相乗的に効きが悪くなるのが現場での実情です。
そのため、症状が複数当てはまる場合は、冷媒圧チェック・漏れ診断・清掃・電装点検を一度に行うのが確実です。


「冷媒ガス不足」を見分ける5つのサイン【放置すると故障リスクも】

「暖房をつけてもなかなか暖かくならない」「風がぬるい」──。
こうした症状があるとき、まず疑うべきは冷媒ガス(フロン)の不足や漏れです。
冷媒はエアコンの“血液”のようなもので、これが減るとシステム全体の循環が崩れ、正常に熱を運べなくなります。

ここでは、実際の現場で見つかる「冷媒不足のサイン」を5つの視点から解説します。

① 暖房をつけても風がぬるい/設定温度まで上がらない

もっとも分かりやすいサインです。
エアコンは冷媒を圧縮・膨張させて熱を発生させていますが、ガスが減ると圧力が足りず、熱を作り出す力そのものが弱まります
その結果、

  • 風は出るのに暖かくならない
  • 風量を強くしても部屋が暖かくならない
  • 設定温度に達しないまま止まる
    といった症状が出ます。

この段階で点検すれば、補充だけで改善できるケースが多いです。
逆に、放置するとコンプレッサーが過剰運転し、部品交換(5〜8万円)レベルの故障につながります。

② 室外機や配管に「霜」や「氷」がつく

冷媒ガスが減ると、圧縮時の温度バランスが崩れて配管が過冷却状態になります。
その結果、室外機や配管の一部が凍結(白い霜や氷)します。
冬場は外気が低いため見落とされがちですが、これは明確な異常サインです。

また、霜取り運転が頻繁に起きている場合も要注意。
「室外機が何度も止まる/カタカタ音がする」ときは、ガス不足による熱交換の乱れが疑われます。

こういった以上が見られたら、できるだけ早くご相談ください。

③ 室外機から「ブーン」「ジー」という異音がする

冷媒の循環が不安定になると、コンプレッサー(圧縮機)が空転し、異音が出やすくなります。
この音は、冷媒の気泡や内部の油(コンプレッサーオイル)が偏って動くために起こるものです。
異音を放置すると、コンプレッサーがオーバーヒートし、焼き付き故障(修理費7〜10万円)につながることも。

「普段より大きな音がする」「停止時にゴロゴロ鳴る」などは早期点検のサインです。

④ 室内機から「ポコポコ音」「シュー音」が聞こえる

冷媒が不足していると、配管内に空気が入り、気泡が通過する際に「ポコポコ」「シュー」といった音が発生します。
これは冷媒ガスが均一に循環していない状態で、内部に空気や水分が混入している危険なサイン
このまま運転を続けると、圧力バランスが崩れてセンサーや基板にも負荷がかかります。

また、「冷房のときより暖房で音が大きい」場合も冷媒バランスの乱れが原因であることが多いです。

⑤ 電気代が急に上がった/暖まるまで時間がかかる

冷媒が減ると、熱を十分に運べないため、コンプレッサーが常にフル稼働します。
結果として、同じ設定温度でも稼働時間が長くなり、電気代が20〜30%上昇することも。
「去年と同じ温度設定なのに光熱費が増えた」という場合は、冷媒不足による効率低下の可能性があります。

この状態を放置すると、機械が常に無理な運転を続けることになり、寿命を数年縮めることにもつながります。

放置するとどうなる?現場での実例

大阪市東淀川区のお客様から「エアコンから暖かい風が出ない」とご依頼をいただき、調査に伺いました。
エアコンを確認すると点検したところ冷媒圧がほぼゼロ。
また、コンプレッサーの故障もあり、話を聞いたところ、風はぬるいが我慢して使い続けていた、とのことでした。
おそらくそれによってコンプレッサーの過剰運転で故障につながったようでした。
エアコンが古い型だということで、部品ももう製造されておらず、エアコンの買い替えとなってしまいました。
広いお部屋用のものなので、総額20万円ほど。
お客様からは「もっと早く見てもらえばよかった」とのお声も…
もう少し早くお電話いただけていればガスの補充だけで対応できましたが、一度コンプレッサーが故障すると5〜8万円、エアコンの買い替えになるとそれ以上必要となることもあります。
また、コンプレッサーの交換や、エアコンの取り付けは取り寄せや工事が必要となり、1週間以上かかることもあり、寒い冬をエアコンなしで過ごさなければならなくなります。

当店であれば最短当日にお伺いいたします。
何かおかしいな?と思ったらすぐにご連絡をください。


まとめ:本格的な冬が来る前に試運転を!

先日から急に寒くなってきた大阪府は、日中は20℃前後と過ごしやすいものの、朝晩は一気に冷え込む日が増えています。
この「寒暖差の大きい時期」こそ、暖房トラブルが最も起こりやすい季節です。

暖房の効きが悪いとき、そのまま使い続けると──
・コンプレッサーの焼き付き(修理費5〜8万円)
・室外機の凍結や基板故障
・過剰運転による電気代の高騰(+30%以上)
といったリスクにつながることがあります。

逆に、今のうちに「試運転+冷媒ガス点検+清掃」を行っておけば、
・わずかなガス漏れを早期発見できる
・必要最小限の補修で済む(¥8,000〜¥15,000程度)
・冬本番でも安定した暖房運転ができる
といった冬支度が完璧に整います。

試運転チェックリスト(自分でできる簡易診断)

  1. 電源ONから5分以内に暖かい風が出るか?
  2. 風量は十分か?フィルターが目詰まりしていないか?
  3. 室外機から異音・霜・氷がないか?
  4. 暖房中の電気代が急に上がっていないか?

→ 1つでも当てはまる場合は、冷媒ガス圧の点検をおすすめします。

東淀川区・北摂エリアでの無料点検・即日対応OK

当社(近畿住宅設備)では、
東淀川区・淀川区・吹田市・守口市を中心に、
見積無料・即日出張・夜間相談OKで対応しております。

  • 冷媒ガスの圧力点検
  • ガス補充・漏れ補修
  • 室外機・室内機からの水漏れ修理

などをその日のうちに対応可能です。

出張・お見積りは無料。
大阪市全域・北摂地域(豊中・吹田・高槻・茨木など)を中心に、最短即日でお伺いします。
夜間・休日対応もOKです。

「少しぬるい気がする」「去年より暖まりが遅い」など、
どんな小さな違和感でもお気軽にお問い合わせください。

📞 お電話・LINEから24時間受付中
(見積・出張無料/大阪市全域豊中市、池田市、吹田市、高槻市、茨木市、箕面市、摂津市、島本町、豊能町、能勢町などの北摂地域を対象としています)



東淀川区のエアコン・暖房のトラブルは近畿住宅設備へ

近畿住宅設備
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☎ 090-9277-6795(年中無休 / 即日対応可)
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