ガス給湯器から変な音が…そんな時の原因と対策
——「音が大きくなった」は、給湯器が出す“最初のSOS”——
「給湯器から変な音がする」「夜になると“ゴォー”という音が響く」「近所に迷惑をかけていないか心配」——。
こうしたご相談を、ここ数年とても多くいただきます。
実はこの“音の異変”こそ、給湯器が老朽化している初期サインです。
内部のファンモーターや燃焼部が劣化し、燃焼効率が落ち始めている状態。
放置すると、お湯がぬるくなる・異臭が出る・最悪の場合は動作停止にまで発展します。
特に大阪市・吹田市・豊中市・高槻市・尼崎市などの住宅密集地では、
給湯器の「ゴォー」「キーン」「カタカタ」といった騒音がご近所トラブルの原因になることも少なくありません。
この記事では、現場経験15年以上・年間1,000件超の施工実績を持つ「近畿住宅設備」が、
給湯器から音が出るときの主な原因と対策、交換が必要になる判断ポイントを
【尼崎市の実例】を交えながら、わかりやすく解説します。
目次
給湯器から音が出る主な原因
——音の“種類”で原因が違う——
給湯器から出る音は、「ゴォー」「カタカタ」「キーン」など種類によって原因が異なります。
ここでは、現場で特に多い4つのパターンを紹介します。
① 「ゴォー」「ボンッ」などの燃焼音
最も多いのがこのタイプ。
内部のバーナー(燃焼部)や点火電極の劣化により、
ガスが正しく燃焼できずに「燃焼音」や「爆発音」に近い音を出します。
主な原因
- 点火タイミングのずれ(点火プラグの劣化)
- ガスと空気の混合比のズレ(燃焼不良)
- 煙突・排気管の詰まり
危険度:★★★(早めの点検推奨)
この状態を放置すると、黒いスス・焦げ臭・一酸化炭素(CO)発生の恐れもあります。
一度でも「ボンッ」という音が出たら、すぐに使用を中止し専門業者へ相談しましょう。
② 「キーン」「ピー」などの高音
運転中や停止直後に耳障りな高音がする場合、
ファンモーターの軸受けやベアリングの摩耗が疑われます。
主な原因
- 経年劣化によるファンモーターの回転軸ブレ
- 内部にホコリ・サビが付着
- モーター内部の潤滑油切れ
危険度:★★(早めの交換検討)
軽度であれば部品交換で改善しますが、
モーターの分解修理はできないため、10年以上使用の給湯器なら交換を推奨します。
③ 「カタカタ」「コトコト」などの振動音
壁掛け型や屋外設置型に多いのがこのタイプ。
内部ファンのバランス崩れや、外板・配管の共振が原因です。
主な原因
- 固定ネジの緩み
- 配管が外壁と接触して振動している
- 風圧による排気ファンのブレ
危険度:★★(自分で確認可能)
・給湯器本体を軽く押してみて音が止まる → 外板の共振の可能性。
・本体周辺の配管を手で軽く押さえて変化がある → 配管固定の緩み。
これらは一時的な振動であれば問題ありませんが、
長期間続く場合は金属疲労で配管破損に発展することがあります。
④ 「ポコポコ」「シュー」などの排気・ドレン音
冬場や雨天時に多いのがこのタイプ。
エコジョーズ(高効率給湯器)特有のドレン排水音や、
排気ダクト内の結露水が原因のことがあります。
主な原因
- 冷たい外気との温度差による結露音
- ドレン排水ホースの詰まり
- 排気ファン内部の水滴振動
危険度:★(基本は正常範囲)
ポコポコ・シュー音は構造上ある程度発生しますが、
音が大きくなった場合はドレンホースの詰まりを点検しましょう。
放置すると内部腐食や水漏れにつながることもあります。
まとめ:音の傾向で“危険度”を判断
| 音の種類 | 主な原因 | 危険度 | 対応目安 |
|---|---|---|---|
| ゴォー・ボンッ | 燃焼不良・点火異常 | ★★★ | 使用中止・業者点検 |
| キーン・ピー | ファンモーター劣化 | ★★ | 部品交換 or 本体交換 |
| カタカタ・コトコト | 外板・配管の振動 | ★★ | 固定ネジ確認・業者調整 |
| ポコポコ・シュー | 排気・結露音 | ★ | 構造上の音。様子見でOK |
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近畿住宅設備では、出張・点検・見積り無料で対応しています。
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夜間や休日のトラブルもお気軽にご相談ください。
自分でできる確認・応急処置|危険を避けて安全に判断する方法
給湯器の異音は、自己判断で無理に触ると危険なケースもあります。
ただし、外部から軽く確認するだけで「修理が必要か」「交換すべきか」の目安をつけることは可能です。
ここでは、現場でお客様にもご案内している安全なセルフチェック方法を紹介します。
① 給湯器の設置まわりを確認する
まずは「音がどこから出ているか」を確かめます。
チェックポイント
- 本体のどの位置から音が聞こえるか(上部/下部/右側など)
- 配管や壁と接触していないか(振動音の原因)
- 給湯器周辺に物が立てかけられていないか
本体を軽く手で押して音が止まる場合は、外板や固定金具の共振が疑われます。
その場合はネジの緩みや金具のズレを点検し、必要に応じて業者に相談しましょう。
② 排気口の状態を確認する
冬場に「ゴォー」「ボコボコ」と音がする場合、排気口やドレン管の詰まりが原因のことがあります。
チェック方法
- 給湯器の電源を切る
- 排気口まわりにゴミ・クモの巣・落ち葉がないか確認
- 雨の日は、排気口から水が逆流していないかを確認
無理に棒などを差し込んで掃除すると、内部センサーを傷つける恐れがあります。
軽く表面を拭く程度にとどめましょう。
③ 給湯器の型番・使用年数をチェックする
給湯器の寿命は約10〜15年です。
音が出ている場合、すでに経年劣化のサインかもしれません。
型番・年式の確認方法
- 本体の正面または側面にある「型番シール」を確認
- 例:「Rinnai RUF-E2406SAW」などの型式をスマホで検索
- 製造年が10年以上前なら、交換を前提に点検を依頼
メーカー共通で「製造終了後10年」で部品供給が止まります。
つまり、修理より交換のほうが確実・安価になるケースがほとんどです。
④ リモコンの表示やエラーコードを確認
「ピーピー」と音がして、リモコンに数字(例:111・710・632など)が出ている場合は、内部エラーの警告です。
取扱説明書またはメーカーサイトで「エラー番号+給湯器名」で検索すると内容が確認できます。
- 【111】点火異常(危険)
- 【632】ファンモーター異常
- 【710】燃焼制御異常
リセットしても繰り返す場合は、修理より交換を検討すべき段階です。
自分でしてはいけないこと
以下の行為は非常に危険です。
- カバーを外して内部をのぞく
- ネジ・部品を外す
- エラー解除を繰り返す
- 電源を何度も抜き差しする
これらはガス漏れ・一酸化炭素中毒・感電のリスクがあり、
技術者でなければ作業できません。
ここまでのセルフチェックでわかること
| 状況 | 原因の可能性 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 音が出るが使用可能 | 軽度の振動・共振 | 経過観察・点検依頼 |
| 「ゴォー」「ボンッ」と大きな音 | 燃焼不良・点火異常 | 使用中止・即相談 |
| 「キーン」「ピー」と高音 | ファンモーター劣化 | 10年以上なら交換検討 |
| リモコンにエラー表示 | 部品故障・基板不良 | 修理 or 交換判断 |
| 音+焦げ臭いニオイ | 燃焼異常 | すぐに使用停止・業者対応 |
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夜間や休日のご相談も承っています。
「まだ動くけど、音が気になる…」という状態こそ、交換のベストタイミングです。
まずはLINEまたはお電話でお気軽にお問い合わせください。
放置すると起こるトラブルと交換の目安
——「まだ使える」は、実は一番危険な状態——
給湯器の音を「そのうち直るだろう」と放置してしまうと、
内部の劣化が一気に進行し、突然お湯が出なくなる・修理費が高額になるといった事態に発展します。
ここでは、実際に現場で多い“放置による二次トラブル”を紹介します。
① お湯が出なくなる(熱交換器・基板の故障)
異音の多くは、内部の熱交換器・ファンモーター・基板などの劣化が原因。
これらは連動して動いているため、どれか一つが壊れると全体に負荷がかかります。
「昨日まではお湯が出ていたのに、突然冷たい水しか出ない」
——このパターンが最も多いです。
特に冬季(12〜2月)は、吹田市・尼崎市でも修理依頼が集中し、
メーカーの部品在庫切れ・工事の遅れが発生することもあります。
10年以上使用していて音が出る=交換を前提に検討する時期です。
② 光熱費が上がる(燃焼効率の低下)
「最近、ガス代が少し高い気がする…」
そんなときは、燃焼効率が落ちているサインです。
ファンモーターやバーナーの劣化によって燃焼制御が乱れると、
ガスを余計に消費してしまい、毎月のガス代が10〜20%上昇することもあります。
例:月1万円のガス代 → 年間で約1.5万円の損失。
修理費を考えると、最新のエコジョーズに交換したほうが確実にお得です。
③ 異臭・スス・一酸化炭素発生のリスク
音が大きくなる=燃焼のバランスが崩れている状態。
放置すると、排気が不完全燃焼になり、
黒いスス・焦げ臭・ガス臭が発生します。
特に「ボンッ」「ゴォー」という音がする場合、
点火のタイミングがずれており、一酸化炭素(CO)が発生している可能性も。
この状態は非常に危険です。
室内やベランダに排気がこもると、健康被害・火災リスクにもつながります。
異臭や焦げ跡を見つけたら、すぐに使用を中止し、業者に相談してください。
④ 配管や本体の破損・水漏れ
音の原因がファンやバルブの振動である場合、
その振動が徐々に配管や内部ネジのゆるみ・金属疲労を招きます。
結果、給湯器内部から水漏れを起こし、基板がショートして完全故障に。
修理費が3万円を超えることも珍しくありません。
このような場合、本体交換(10〜15万円前後)に切り替えた方が結果的に安価になります。
交換を検討すべき4つの条件
| 条件 | 状況の目安 |
|---|---|
| 使用年数が10年以上 | 修理部品の供給が終了している可能性 |
| 音・温度変化・エラーが複数ある | 内部全体の劣化が進行 |
| 修理を2回以上している | 繰り返す不具合=寿命間近 |
| 冬場に頻繁に音が出る | 給湯負荷に耐えきれていない状態 |
これらに当てはまる場合、修理より新品交換が確実で長期的に安く済みます。
吹田市・豊中市・尼崎市・高槻市・大阪市などで給湯器の音が気になる方へ
近畿住宅設備では、
- 出張費・見積り無料
- 最短即日交換(在庫あり機種は当日対応可)
- 交換後1年間の無料保証つき
「音が気になるけど、壊れてはいない」
そんな段階こそ交換のベストタイミングです。
無理に使い続けるより、早めの判断でトラブルを防ぎましょう。
まとめ|給湯器の“音”は最初のSOSサイン
給湯器から聞こえる「ゴォー」「ボンッ」「キーン」といった音は、
ただの老化現象ではなく、機器が出す初期のSOSです。
特に10年以上経過している給湯器では、
燃焼部品やファンモーターの劣化によって、
放置すれば突然お湯が出なくなる・ガス代が上がる・一酸化炭素が発生するといった深刻なトラブルに発展します。
吹田市・豊中市・尼崎市・高槻市などの住宅密集地では、
「音がうるさい」「隣家に迷惑をかけていないか不安」というご相談も少なくありません。
こうした場合も、早めの点検・交換で安全・静音・省エネをまとめて実現できます。
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