トイレ詰まり・水漏れの応急処置と修理費用|プロが教える安全な直し方
トイレが急に流れなくなると焦ってしまいますよね。でも、慌てて何度も流すと水があふれてしまうこともあります。
そんなときは、まず落ち着いて、次の3つを試してみてください。
トイレが詰まったときに、まず試してほしい3つのこと
① ラバーカップ(スッポン)を使う
排水口をしっかり覆って、ゆっくり押して、勢いよく引くのがコツです。押す力よりも「引く力」が大事。強く押しすぎると、詰まりが奥に移動して悪化することもあります。
② ぬるま湯と中性洗剤でやわらかくする
詰まりがトイレットペーパーや便の場合は、バケツ半分くらいのぬるま湯(40〜50℃)を流し、中性洗剤を入れて10分ほど置いてみましょう。固まった汚れがゆるみ、自然に流れることがあります。
③ ワイヤーブラシ(トーラー)を使う
髪の毛や異物が原因の場合は、細いワイヤーを排水口に差し込んで、詰まりをかき出します。ただし、力を入れすぎると配管を傷めることもあるので、無理は禁物です。
👉 それでも直らない場合は、配管の奥で詰まっている可能性が高いです。そのまま放置せず、早めに業者へ相談するのが結果的に早く、費用も安く済みます。
トイレの水漏れでよくある3つの原因
「床が濡れている」「タンクから水の音が止まらない」などの相談もよくあります。実際の現場で多い原因は、次の3つです。
- パッキンやゴムフロートの劣化
部品交換で3,000〜5,000円ほど。年数が経つと自然に傷んできます。 - 給水管や止水栓のゆるみ
ナットを締め直すだけで直ることもあります。 - 便器と床の接続部分(フランジ)の劣化
床から水がにじんでいる場合は、部品交換が必要(8,000〜15,000円前後)。 
少しの水漏れでも放っておくと、床下に染みて腐食したり、下の階に漏れることも。「少しおかしいな」と思った時点での修理が一番安心です。
修理を頼むタイミングと費用の目安
| 症状 | 自分で対応できる? | 修理費用の目安 | 
|---|---|---|
| 軽い詰まり(紙・便など) | ◯ | 0円〜(自力でOK) | 
| 奥の詰まり(異物・配管) | × | 8,000〜15,000円 | 
| 水漏れ(タンク・床) | △ | 5,000〜12,000円 | 
| 部品交換(パッキン等) | △ | 3,000〜8,000円 | 
| トイレ交換 | × | 40,000円〜 | 
※夜間や休日は少し割増になる場合があります。
業者を呼ぶときのチェックポイント
- 「見積無料」「出張無料」と書かれているか
電話で「見積だけお願いしたい」と伝えて確認しましょう。 - 口コミを確認する
Googleマップで「最近の口コミ」を見るのがポイント。写真付きの投稿があると安心です。 - 相見積もりは2社までに
多すぎると迷うだけ。地域で信頼できる業者を1〜2社選ぶのがおすすめです。 
現場からのひとこと
私たちは大阪市東淀川区を中心に、水回りの修理を行っています。トイレの詰まりで呼ばれると、「スッポンでやってもダメでした」という方が多いです。
実際に見てみると、配管の奥に固まったペーパーや、意外な異物(掃除用シートなど)が詰まっていることもあります。専用のポンプやワイヤーを使えば、ほとんどの場合30分ほどで解消します。
「こんなことで呼んでいいのかな?」というご相談も多いですが、小さな詰まりのうちに対処した方が、修理費も時間もずっと少なくて済みます。
お困りのときはお気軽にご相談ください
東淀川区を中心に、淀川区・吹田市・守口市・旭区・豊中市などにも対応しています。
見積・出張は無料で、即日対応も可能です。
「夜にトイレが詰まって流れない」
「タンクから水が止まらない」
そんな時は、LINEやお電話でご相談ください。
地域密着の個人業者として、ひとつひとつ丁寧に対応いたします。

