トイレがゴボゴボ鳴る|原因は隣の部屋かもしれない

—集合住宅の“配管共有トラブル”をプロが徹底解説—

はじめに

「自分の部屋ではトイレを使っていないのに、ゴボゴボ音がする」
「夜になると下の階や隣の部屋から“水が流れる音”が聞こえる」

そんな経験はありませんか?

実はその“ゴボゴボ音”の正体は、排水管内の空気圧バランスが崩れているサインです
特にマンションやアパートなどの集合住宅では、排水管を複数の部屋で共有しているため、
隣の部屋や上階のトイレ使用・排水詰まりが、あなたの住戸にも影響を与えることがあります。

たとえば、上階で一気にトイレを流すと、
配管内の空気が押し出され、下の階のトイレや排水口から「ゴボゴボ」と音が鳴ることがあります。
これは配管の中で空気が“押し出されたり吸い込まれたり”しているために起こる現象です。

放置すると、次のようなトラブルに発展するおそれがあります。

  • 便器内の水が減って悪臭が上がる
  • 配管に圧力がかかり詰まりや逆流を起こす
  • 夜間に音が響きご近所トラブルになる

吹田市・豊中市・高槻市・尼崎市などの集合住宅では、
「自分の家の排水は正常でも、上階や隣の配管トラブルが原因だった」というケースが非常に多いです。

この記事では、現場対応15年以上・年間1,000件以上の施工実績を持つ近畿住宅設備が、
実際の事例をもとに以下の内容をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • ゴボゴボ音が鳴る仕組みと「集合配管の圧力変化」
  • 放置すると起こる3つの二次トラブル
  • 自分でできる簡易チェックと応急対処法
  • 修理・点検を依頼する際の注意点
  • 吹田市・豊中市での実際の修理事例

目次

集合配管の圧力変化とは?

集合住宅でトイレから「ゴボゴボ」と音が鳴る原因の多くは、排水管内の空気圧バランスの乱れです。

マンションやアパートでは、複数の部屋のトイレ・洗面・浴室の排水が共通の縦配管(排水立て管)に接続されています。
そのため、どこか一戸が大量の水を流すと、排水と一緒に空気が押し出され、
他の部屋の配管に「負圧(吸い込み)」や「正圧(押し戻し)」が生じるのです。


ゴボゴボ音の正体は“空気の出入り音”

配管の中では、水と空気が常に一定のバランスを保って流れています。
このバランスが崩れると、空気が抜けるときに「ポコポコ」「ゴボゴボ」と音が発生します。

主なメカニズムは以下の通りです。

状態空気の動き発生する音よくある原因
負圧(吸い込み)水の流れに引っ張られて空気が不足ゴボッ・ポコポコ上階で大量に水を流した/排気管詰まり
正圧(押し戻し)空気が押し出され下階の水封部へ侵入ゴォー・ブクブク排水管内の詰まり/通気不良
水封切れ便器内の水が吸い取られるシューッ/臭い逆流長期負圧・トラップ乾燥

このように、「音」は単なる現象ではなく、配管内の空気と水の“せめぎ合い”のサインです。


集合住宅で特有の現象

戸建て住宅では1本の配管を独占できますが、集合住宅では1本の縦配管を複数世帯で共有しています。
そのため、上階の水の流し方が、下階や隣室に直接影響します。

たとえば:

  • 上階でトイレを流す → 下階の配管に負圧が発生 → あなたの便器内の水が揺れる
  • 隣の住戸の洗濯排水 → 共通横管で圧力が伝わり → ゴボゴボ音が発生

この“音”は壁の中や床下の配管を通って伝わるため、どの部屋からの音なのか特定しづらいのも特徴です。


放置すると起こる二次被害

ゴボゴボ音は、ただの音では終わりません。放置すると、以下のようなトラブルにつながります。

  • トイレの水封(水たまり部分)がなくなり、悪臭が逆流
  • 配管内で圧力がかかり続け、詰まり・漏れの原因
  • 夜間に音が響き、騒音トラブルへ発展

特に築年数が経過している集合住宅では、
通気管(空気を逃すための管)が詰まりやすく、年1回の配管洗浄・点検がおすすめです。


まとめ:空気の通り道が“命綱”

トイレや洗面の排水は、水の流れ×空気の抜け道がセットで正常に働いています。
どちらか一方が塞がると、「音・臭い・詰まり」という形でトラブルが表面化します。

つまり、「ゴボゴボ音がする=空気の通り道がどこかで詰まっているサイン」。
早期の点検・通気管洗浄で、静かで快適なトイレ環境を守ることができます。


配管内の空気抜けトラブル

トイレから「ゴボゴボ」と音が鳴る最大の原因は、排水時に空気が抜けきれず、管内に圧がこもることです。
つまり、空気の通り道がどこかで塞がっているということ。

この現象は、築年数の経った集合住宅や、改修工事で通気管(空気抜き)が狭くなった建物で特に多く見られます。


そもそも“空気抜き”とは?

トイレやキッチンの排水管は、ただ水を流すだけでなく、
同時に空気が抜ける構造になっています。

この空気の逃げ道が「通気管(ベント管)」。
排水管の上部で外気とつながり、内部の圧力を一定に保つ役割をしています。

ところが、以下のような状態になると、空気の逃げ場が失われてしまいます。

原因状況発生する現象
通気管の詰まりゴミ・虫・ほこり・鳥の巣などで通気不良排水時に空気が抜けず、下階トイレでゴボゴボ音
配管の傾き不良リフォームや地盤沈下で勾配がズレる水と空気が衝突し、泡立つ音
排水トラップの異常水封が浅くなる・乾く空気が通過して「ボコッ」という音と臭い逆流
立て管のサビ・汚れ内径が細くなり通気量不足ゴォー・ブクブクといった連続音

実際に多い事例(近畿住宅設備での実例)

吹田市・築18年マンション
→ 通気管の上部に鳥の巣が詰まり、上階の排水時に下階のトイレで「ゴボゴボ音」。
 清掃・通気管洗浄で解消。

尼崎市・築25年アパート
→ 排水管の中間部が沈下して水が滞留。空気が逃げず、全戸で異音発生。
 部分交換・勾配調整で改善。

豊中市・築15年マンション
→ 節水トイレ交換後にゴボゴボ音。
 → 水量が減り、空気の押し戻しが強くなったことが原因。
 → 排水路調整で解決。

節水トイレへの交換後にゴボゴボ音が増えたという相談も非常に多く、
構造的な「水量不足+空気抜け不良」が重なるケースです。


放置するとどうなる?

「音だけだから」と放置すると、次のような被害が発生します。

  • 排水トラップの水が吸い取られて悪臭が逆流
  • 空気圧の衝突によって排水配管のジョイントが緩む・水漏れ
  • 空気の滞留が続き、慢性的な詰まり(管内ヘドロ化)

特にマンションなどでは、他の住戸にも影響が広がるため、
「1戸の問題ではない」ことが多いのが特徴です。


自分でできるチェック方法

  1. トイレの水面が揺れる(使用していないのに波打つ)
  2. ゴボゴボ音が排水のたびに鳴る
  3. 洗面・浴室でも同時に音が出る
  4. 換気扇を止めると音が弱まる

これらが当てはまる場合、通気不良または配管内圧変化が疑われます。


注意:薬剤やラバーカップでは改善しません

空気抜けトラブルは、物理的な圧力変化が原因
市販のパイプクリーナーやラバーカップで解消することはできません。
無理に吸引・加圧すると、かえって空気が逆流し、他の部屋の水封を壊す危険があります。

特に集合住宅では、独断で対処せず、
管理会社・専門業者に配管全体を点検してもらうことが確実です。


まとめ

トイレの「ゴボゴボ音」は、排水管の中で空気が“出られずにもがいている音”。
つまり、配管のどこかが詰まりかけているサインです。
音が聞こえた時点で、早めの点検をすれば、詰まり・悪臭・漏水を未然に防ぐことができます。


実際の原因調査と修理手順

トイレの「ゴボゴボ音」は、音の原因が配管内のどこで起きているかを特定するのが第一歩です。
ここでは、実際に業者が現場で行う点検・修理の流れを紹介します。


ステップ①:現場ヒアリングと初期確認

まず最初に行うのは、音がどのタイミング・どの位置で発生しているかの確認です。

現場では次のような質問・観察を行います:

  • 音が鳴るのは「トイレ使用時」「洗面・浴室使用時」どちらか?
  • 音の種類(ポコポコ/ゴボゴボ/シュー)
  • トイレの水位は変化しているか?
  • 他の部屋(上階・隣)でも同様の現象があるか?

この段階で、通気管不良・排水管詰まり・水封切れのどれが原因かをおおよそ判断します。

ステップ②:配管内部の確認

次に、トイレや床下の配管にカメラ付きスコープ排水テスト機を使用して、
実際に空気や水の流れを確認します。

確認内容使用機材目的
排水ルートファイバースコープ詰まりや勾配異常を確認
通気機能通気圧測定器空気が正しく抜けているかチェック
水封部トラップゲージ水位変動と逆流を確認

この工程を行うことで、「音の原因が自分の部屋か/上階・隣室か」を正確に特定できます。

ステップ③:配管洗浄・通気管クリーニング

原因が通気管の詰まりや汚れである場合は、
専用の高圧洗浄機を使って、配管内部の汚れを徹底的に除去します。

作業例(吹田市・築20年マンション)

トイレ使用時にゴボゴボ音+便器水位の低下を確認。
屋上の通気管にゴミと鳥の羽が詰まっていたため、高圧洗浄を実施。
作業時間:約60分、費用目安:12,000円前後
作業後は音が完全に消え、「夜も静かになった」との声をいただきました。

配管詰まりでは、1度の洗浄で音と臭いが同時に改善されるケースも多くあります。

ステップ④:排水勾配・ジョイントの調整

もし配管の傾斜が浅い、または途中で沈下している場合は、
排水勾配を調整し、空気の通り道を再構築します。

この場合、床下点検口や壁裏から部分的に修正するため、
作業時間は1〜2時間程度が一般的です。

ステップ⑤:水封再形成・確認

最後に、便器内の水位(封水)を正常に戻し、
「音」「水位」「臭い」の3点を同時に確認します。

水が少なすぎると再び空気が侵入するため、
この段階で排水圧テストを行い、完全に安定しているかをチェック。

修理費用の目安

作業内容費用の目安(税込)
現場調査・通気確認5,000円〜
高圧洗浄(1箇所)12,000円〜
通気管クリーニング15,000円〜
排水勾配・ジョイント調整20,000円〜
配管交換(重度)要見積り

※価格はあくまで一般的な目安です。建物構造や詰まり位置によって異なります。

ポイント:業者を選ぶ際の注意点

「音の原因=詰まり」と思い込んで不必要な工事を提案されるケースも見受けられます。
見積もりを取る際は、以下を確認してください。

  • 現場で“配管内の空気圧・通気状況”を実際に確認してくれるか
  • 「通気管清掃」や「高圧洗浄」の報告がもらえるか
  • 明細に“作業内容と費用内訳”が書かれているか

近畿住宅設備では、点検後に必ず状況の詳細を説明し、
お客様が納得してから作業を進めています。

まとめ:早期点検が“静かな暮らし”のカギ

トイレのゴボゴボ音は、配管内の空気がSOSを出している状態です。
1〜2回の音であっても、繰り返すようなら内部の圧力異常が進行しています。

早めに点検すれば、1万円前後で済むものが、
放置すれば配管交換で10万円以上になるケースもあります。

違和感を感じた時点で、専門業者に通気・排水の同時点検を依頼するのが最善です。

【事例】集合住宅での対応レポート

ここでは、近畿住宅設備が実際に対応した「トイレのゴボゴボ音」トラブルの中から、
代表的な3つの事例をご紹介します。
集合住宅では自分の部屋が原因とは限らないため、原因特定と正確な修理が何よりも大切になります。


事例①:吹田市・築15年マンション

症状:トイレを流すたびにゴボゴボ音+便器内の水が揺れる

入居者様から「詰まっていないのに夜だけ音がする」とのご相談。
確認したところ、屋上の通気管(空気抜き)にホコリと小石が詰まっており
空気が逃げずに管内で圧がこもっていました。

対応内容

  • 屋上通気管の清掃(スコープでの確認)
  • 排水立て管の上部高圧洗浄
  • 水封確認テスト

費用目安

13,000円程度(所要時間:約1時間)

作業後は音が消え、「夜の静けさが戻って快適になった」との声をいただきました。


事例②:尼崎市・築25年アパート

症状:上階のトイレを流すと、自室の便器から“ブクブク音”

排水管を共有している2階建ての木造アパート。
調査の結果、中間配管(横引き部分)にヘドロ状の汚れが蓄積しており、
水が流れるたびに空気が押し戻されていました。

対応内容

  • 中間管の高圧洗浄(約5m範囲)
  • 管内カメラで状態確認
  • 勾配チェック(再施工不要)

費用目安

18,000円前後(所要時間:約90分)

作業後は音が消えただけでなく、排水スピードも改善しました。


事例③:豊中市・築20年マンション

症状:トイレ・洗面・浴室すべてでポコポコ音が発生

複数箇所で音が出ているため、単なるトイレ詰まりではなく、縦配管全体の通気不良と判断。
調査の結果、屋上通気管の内部に鳥の巣とビニール片が詰まっていました。

対応内容

  • 屋上通気管撤去・清掃
  • 高圧洗浄+排水テスト
  • 再発防止のための防虫キャップ設置

費用目安

15,000〜20,000円(所要時間:約1.5時間)

施工後、上階〜下階すべての部屋で音がなくなり、
「これで夜も安心してトイレが使える」と喜びの声をいただきました。


現場スタッフより一言

「トイレのゴボゴボ音は、放置しても自然に消えることはありません。
むしろ少しずつ悪化して“臭い”や“詰まり”に発展するケースが大半です。
早めの点検なら清掃だけで済むことも多いので、違和感を感じたらすぐご相談ください。」


注意:集合住宅では“個人対応では直らない”ケースも

マンションやアパートでは、1戸が対処しても配管全体が詰まっていれば再発します。
特に以下のような症状がある場合は、管理会社または建物全体の業者対応が必要です。

  • 上階・下階どちらも音がする
  • 浴室や洗面からもポコポコ音が出る
  • 一時的に改善しても数日後に再発

このような場合、排水立て管の高圧洗浄+通気管クリーニングを同時に行うと再発防止になります。

まとめ|“ゴボゴボ音”は配管からのSOS

トイレの「ゴボゴボ」「ポコポコ」という音は、
単なる水の流れではなく、排水管の中で空気が押し戻されているサインです。

つまり、配管のどこかで“空気がうまく抜けていない”状態。
放置すれば、悪臭・逆流・詰まり・水漏れといったトラブルにつながります。

覚えておきたい3つのチェックポイント

  1. 音がするのは 排水中だけか・常時か
    → 排水中だけなら通気不良、常時なら水封切れの可能性。
  2. トイレ以外の場所(洗面・浴室)でも音がするか
    → 配管全体の圧力トラブルのサイン。
  3. 水位の変化 があるか
    → 水面が上下している場合は、空気圧バランスの乱れが確定。

この3つが当てはまる場合は、早期点検で配管洗浄+通気管チェックを行うのが最善です。


放置せず、早めの点検を

「音がするけど、流れてるから大丈夫」
そう思って放置した結果、数ヶ月後に排水全体が詰まるケースは少なくありません。

通気管や排水立て管の詰まりは、1戸ではなく建物全体の問題であることも多く、
早めに管理会社または専門業者へ相談することで、費用も被害も最小限に抑えられます。

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