ガスコンロ交換の費用はいくら?「安さ」で選ぶと後悔する理由と、後悔しない天板・グリルの選び方

「最近、ガスコンロの火がつきにくい」
「掃除してもベタつきや焦げが落ちない」
「このまま使い続けて大丈夫か不安」
「業者に見積もりを頼む前に、適正価格を知っておきたい」

そんな悩みはありませんか?

ビルトインコンロの交換費用は、工事費込みで 5万円〜20万円以上 と幅広く、「何が価格の差なのか」が分かりにくいものです。

本記事では、10年以上快適に使えるコンロを選ぶための「3つの基準」と、費用を最小限に抑えつつ失敗しないためのポイントを凝縮して解説します。


結論:ビルトインガスコンロの交換費用は「本体機能」と「設置条件」で大きく変わります

ビルトインガスコンロは、
同じサイズでも 機能・素材・設置条件 によって、
費用も使い勝手も大きく変わる設備です。

価格だけで選んでしまうと、

  • 掃除がしにくい
  • グリルを使わなくなる
  • 安全機能に不満が残る

といった 「交換したのに後悔」 が起こりがちです。

後悔を少なくするためにも、ぜひ最後までお読みください。


目次

  1. 【チェックリスト】交換すべき?ガスコンロの寿命と不調のサイン
  2. ビルトインコンロ交換の費用相場|本体価格+工事費の内訳を公開
  3. 失敗しない選び方①:天板素材(ガラス・ホーロー等)のメリット・デメリット
  4. 失敗しない選び方②:調理をラクにする「グリル性能」と「便利機能」
  5. 要注意!購入前に必ず確認すべき「ガス種・サイズ・オーブン」の条件
  6. どこに頼むのが正解?ホームセンター・ネット・専門業者の違い
  7. 安さだけで選ぶと危険?「工事品質」と「保証」で後悔しないために
  8. よくある質問:DIYは可能?補助金は使える?
  9. まとめ|自分にぴったりの1台を見つける3ステップ

第1章
【チェックリスト】交換すべき?ガスコンロの寿命と不調のサイン

「まだ火はつくし、だましだまし使えば大丈夫」
「交換は壊れてからでいいのでは?」

そう思っていませんか?
しかし、ガスコンロの不調を放置することは、光熱費の無駄遣いだけでなく、実は重大な事故のリスクを抱えることでもあります。

この章では、プロの視点から「本当に交換が必要なサイン」を徹底的に解説します。
あなたの家のコンロが今どのような状態にあるか、チェックリストを使いながら確認してみましょう。

1-1. ビルトインガスコンロの「設計上の標準使用期間」は10年

多くのメーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマ等)において、ビルトインガスコンロの標準的な寿命は約10年と設定されています。

「10年経ったら急に使えなくなる」わけではありませんが、以下の2つの大きな問題が発生します。

  1. メーカーの部品保有期間の終了: ガス機器の補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後から約5年〜10年です。
    10年を過ぎて故障した場合、「修理したくても部品がないため、強制的に全交換になる」という事態が多発します。
  2. 経年劣化による安全装置の精度低下: 長年の熱や油汚れにより、内部のセンサーや電磁弁が劣化します。
    本来作動すべき「調理油過熱防止装置」などが正しく動かなくなると、火災のリスクが飛躍的に高まります。

1-2. 今すぐ確認!交換を検討すべき「5つの危険サイン」

以下の症状が一つでも当てはまる場合、内部パーツの寿命が近づいています。

① 点火しにくい、火が途中で消える

「何度もカチカチしないとつかない」「点火ボタンを離すとすぐ消える」といった症状は、バーナーキャップの目詰まりや、安全装置である「立消え安全装置(サーモカップル)」の故障・摩耗が考えられます。
何度も点火を繰り返すことで未燃焼のガスが溜まり、異常着火(ボンッという爆発音)の原因になるため非常に危険です。

② 炎の色が「青」ではなく「オレンジ・黄色」

正常な燃焼は透き通った青色です。赤色やオレンジ色の炎が出る場合は、酸素不足による「不完全燃焼」を起こしているサインです。

  • 原因: バーナー内部にゴミや煤(すす)が溜まっている、または空気調節の不具合。
  • リスク: 有毒な一酸化炭素(CO)が発生する恐れがあります。
    一酸化炭素は無味無臭のため気づきにくく、重大な中毒事故に繋がります。

③ 異音(ピー、ボンッ)や異臭がする

点火時や使用中に「ピー」という笛のような音や、空気が抜けるような音がする場合、ガスと空気の混合バランスが崩れています。
また、微かにガス臭い場合は、接続部や内部配管からのガス漏れの可能性も否定できません。

④ 天板(トッププレート)のひどい錆び・腐食

特にホーロー天板の場合、表面のコーティングが剥がれて内部の鉄板が錆びると、そこから煮こぼれが本体内部に侵入します。
内部の基板や配線が腐食すると、予期せぬショートや動作不良を引き起こします。

⑤ 魚焼きグリルの劣化

「グリルだけ使えなくなった」という相談は非常に多いです。
グリルはコンロの中で最も高温になり、かつ塩分や脂分に晒される過酷な環境です。
排気口から煙が異常に出る、あるいは火力が安定しない場合は、庫内の焼き切り(腐食)が進んでいる証拠です。

1-3. 2008年以前のモデルを使っている方は「即交換」を推奨

実は、ガスコンロの歴史において2008年は大きな転換点でした。
この年以降に製造されたコンロは、「Siセンサーコンロ」として、全てのバーナーに安全センサーを搭載することが義務付けられました。

  • 2008年以前のコンロ: 片方の強火力バーナーにしかセンサーがない、あるいは全くないものもあります。
  • 2025年現在のコンロ: 全口に「天ぷら油過熱防止」「消し忘れ消火」「焦げつき消火」などの機能が標準装備されています。

「最近うっかり火を消し忘れることが増えた」と感じる世代にとって、最新機種への交換は「家全体の安全を買う」ことと同義です。


第1章のまとめ:後悔しないための判断基準

もし、あなたの家のコンロが**「使用開始から8年以上」**経過しており、かつ上記のサインが一つでもあるなら、修理ではなく「交換」の見積もりを取るタイミングです。

「完全に壊れて火が使えなくなる」と、パニックになって慌てて業者を選び、結果として高い買い物(相場以上の支払い)をしてしまいがちです。まだ動く今のうちに、自分のペースで納得のいく機種を選び始めることが、最も賢い節約術と言えるでしょう。



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第2章
ビルトインコンロ交換の費用相場|本体価格+工事費の内訳を公開

「ガスコンロの交換って、結局いくら用意すればいいの?」
「ネットで見ると安いけど、後から追加料金を取られない?」

そんな不安を解消するために、ビルトインコンロ交換にかかる費用の「正体」を徹底解説します。
相場を知ることで、法外な見積もりを提示する業者を回避し、自分に最適な予算設定ができるようになります。

2-1. 交換費用の総額は「本体価格」+「標準工事費」

ビルトインコンロの交換費用は、大きく分けて以下の2つの合算で決まります。

  • 本体価格: 定価の30%〜80%OFFで販売されることが一般的です。
  • 標準工事費: 既存コンロの撤去、新しいコンロの設置、ガス接続、廃材処分費が含まれます。

これらを合わせた総額の相場は、「6万円〜25万円」と非常に幅広くなっています。

この差を生むのは、主にコンロ本体の「グレード(機能と素材)」です。

2-2. 【グレード別】工事費込みの総額目安

選ぶモデルによって、どれくらいの予算感になるのかをまとめました。

グレード総額目安(工事費込)主な特徴・素材おすすめの人
お手頃(ベーシック)約6万〜9万円ホーロー天板。
基本機能のみ。
とにかく安く済ませたい。
中級(スタンダード)約10万〜15万円一番人気!
ガラス天板。水無しグリル。
掃除のしやすさとコスパを両立したい。
高級(ハイエンド)約17万〜25万円液晶操作。
スマホ連動。
専用調理器具。
料理を楽しみたい、家事を極限まで楽にしたい。

プロのアドバイス
最も選ばれているのは「12万円〜15万円」の価格帯です。
この価格帯になると、天板が「ガラストップ」になり、日々の拭き掃除が格段に楽になるため、満足度が非常に高くなります。

2-3. 「標準工事費」には何が含まれる?

「工事費込み」という言葉に含まれる内容を把握しておきましょう。一般的に以下の5項目が含まれていれば安心です。

  1. 既存コンロの取り外し・引き取り処分: 古いコンロを持ち帰ってもらう費用。
  2. ガス配管の接続: 有資格者による確実な接続作業。
  3. 本体の設置・固定: キッチン天板への取り付け。
  4. 試運転: 点火確認やガス漏れ検査(検知器による確認)。
  5. 出張費用: 作業員の訪問コスト。

これらを含めた標準工事費の相場は、22,000円〜33,000円(税込)程度です。

2-4. 注意!追加費用が発生する「4つのケース」

見積もりを取った際に、標準工事費以外に費用が発生することがあります。
これを知っておかないと「予算オーバー」の原因になります。

  • ガス管の延長・交換(約5,000円〜): 既存のガス管が劣化していたり、新しいコンロの接続口に届かなかったりする場合に発生します。
  • オーブン接続(約10,000円〜20,000円): コンロの下にガスオーブンが設置されており、それをそのまま残してコンロだけ替える場合、専用の接続部材(ケコミ等の部材)や手間がかかります。
  • 特殊な設置環境(約5,000円〜): キッチン台の開口部を広げる加工が必要な場合や、古いコンロが特殊なサイズだった場合です。
  • 地域外・駐車場代: 業者の拠点から遠い場合や、都市部で駐車場代がかかる場合に実費請求されることがあります。

2-5. 費用を安く抑えるための「賢い見積もり」の取り方

1円でも安く、かつ安全な工事を叶えるためのコツは「相見積もり(あいみつもり)」です。

  • 保証内容を確認する
    安すぎる業者は、工事保証がなかったりします。
    10年使う設備ですから、保証が含まれているかを確認しましょう。
  • 「工事費込み」の価格で比較する
    本体が安くても、工事費や処分費が別途高額なケースがあります。
    必ず「総額」で比較してください。
  • 写真を活用する
    最近は「コンロ全体の写真」「ガス接続部の写真」をメールやLINEで送るだけで、ある程度の見積もりを出してくれる業者が増えています。

プロのアドバイス

ビルトインガスコンロは、「壊れてから」ではなく「異変を感じたら」交換するのが、最も賢いメンテナンス方法です。

  • 使用10年以上
  • 音・湿気・臭いの違和感

この2点が重なったら、まずは専門業者へ点検を依頼しましょう。早めの交換が、清潔な浴室環境と、住まいの寿命を守ることにつながります。







第3章
失敗しない選び方①:天板素材(ガラス・ホーロー等)のメリット・デメリット

ビルトインコンロの価格差の大部分は、実は「天板の素材」で決まります。

「見た目がきれいなガラストップがいいけれど、割れたりしない?」
「昔ながらのホーローは、やっぱり汚れが落ちにくいの?」

そんな疑問を解消するために、主要な4つの素材をプロの視点で徹底比較しました。
10年後のキッチンを想像しながら、自分にぴったりの素材を見極めましょう。

3-1. 【人気No.1】ガラストップ:美しさと掃除のしやすさが魅力

現在、交換用コンロとして最も選ばれているのが「ガラストップ」です。
強化ガラスで作られており、キッチンの高級感を一気に高めてくれます。

  • メリット:
    • 驚くほどの掃除のしやすさ: 表面が非常に滑らかで、油汚れもサッと拭くだけで落ちます。
    • 熱や傷に強い: 強化ガラスなので、調理中の高温で変色したり、フライパンを引きずって傷がついたりすることがほとんどありません。
    • デザイン性: カラーバリエーションが豊富で、キッチンを明るくモダンに見せられます。
  • デメリット:
    • 衝撃に弱い: 重い鍋やスパイス瓶などを高い位置から角に落とすと、ヒビが入ったり割れたりするリスクがあります。
    • 価格が高め: 下記のホーロー等に比べると、本体価格が数万円高くなります。

3-2. 【耐久性重視】ホーロー:頑丈で頼れる実力派

鋼板にガラス質の釉薬(ゆうやく)を焼き付けた伝統的な素材です。30年前からコンロを使っている世代には最も馴染み深い素材かもしれません。

  • メリット:
    • 抜群の耐久性: ガラスと違い、衝撃で「割れる」ことはありません。とにかく頑丈です。
    • 圧倒的な安さ: 低価格帯のモデルに多く、予算重視の方には最適です。
  • デメリット:
    • 錆び(サビ)のリスク: 長年使うとコーティングが剥がれ、そこから内部の鉄が錆びてしまうことがあります。
    • 掃除の手間: ガラストップに比べると表面に凹凸があり、焦げ付きがこびりつくと落とすのが大変です。

3-3. 【いいとこ取り】ガラスコート:強さと美しさのハイブリッド

ホーローの頑丈さと、ガラストップの清掃性を掛け合わせた素材です(パロマの「ハイパーガラスコート」などが有名です)。

  • メリット:
    • 絶対に割れない: ベースが金属(ホーロー)なので、重いものを落としても凹むだけで割れません。
    • 汚れが落ちやすい: 表面はガラス質でコーティングされているため、ホーローよりも格段に掃除が楽です。
  • デメリット:
    • 透明感はガラストップに劣る: 強化ガラス特有の「奥行きのある輝き」はないため、見た目の高級感は一歩譲ります。

3-4. 【プロ仕様】ステンレス:料理好きの憧れ

プロの厨房のような無骨でスタイリッシュなデザインが特徴です。

  • メリット:
    • 圧倒的な格好良さ: ステンレスキッチンとの相性が抜群で、非常に高級感が出ます。
    • 経年変化を楽しめる: 使い込むほどに味が出る素材です。
  • デメリット:
    • 手入れが非常に大変: 火による「焼き色(変色)」がつきやすく、美しさを保つには専用のクリーナーでの磨き上げが必要です。

3-5. 【比較表】ひと目でわかる天板選びのポイント

素材掃除の楽さ耐久性(衝撃)価格の安さおすすめの方
ガラストップ◎ 完璧△ 割れる可能性△ 高め掃除を楽に、キッチンを綺麗に保ちたい方
ホーロー△ 普通◎ 非常に強い◎ 最安予算重視で、とにかく頑丈なものがいい方
ガラスコート◯ 優秀◎ 割れない◯ 標準小さな子供がいたり、重い鍋をよく使う方
ステンレス△ 手間◎ 強い△ 高めデザイン重視で、手入れも楽しめるこだわり派

第3章のまとめ:迷ったら「ガラストップ」が正解

「10年前後、毎日掃除をする」ことを考えると、30代〜60代のすべての方に自信を持っておすすめできるのはガラストップです。
初期費用は2〜3万円高くなりますが、1日あたりに換算すればわずか数円の差です。
その数円で「焦げ付きをゴシゴシ擦るストレス」から解放されるのであれば、非常に投資価値の高い選択と言えるでしょう。

さて、天板が決まったら次は「中身(グリルや便利機能)」です。 今のグリルは「魚を焼くだけ」の場所ではありません。

第4章では、家事を劇的に楽にする最新の調理機能について詳しく見ていきましょう。



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第4章
失敗しない選び方②:調理をラクにする「グリル性能」と「便利機能」

「グリルは掃除が面倒だから、めったに使わない」
「魚を焼くと庫内がベタベタになるし、ニオイ残りも気になる」

もしあなたがそう思っているなら、最新コンロの進化に驚くはずです。

今のビルトインコンロにとって、グリルは単なる「魚焼き器」ではありません。
「掃除の手間をゼロに近づけ、献立を一品増やしてくれる魔法のオーブン」へと進化しています。

この章では、家事を劇的にラクにする最新機能の数々をご紹介します。

4-1. 【革命】「グリルが汚れない」専用容器の登場

最新モデル(中級グレード以上)の最大の目玉は、各メーカーが競って開発している「蓋付き調理容器」です。

  • リンナイ: ザ・ココット / ココットプレート
  • ノーリツ: キャセロール / ロティプレート
  • パロマ: ラ・クック グラン

これらの容器に入れて調理することで、油の飛び散りを99.9%カットします。
「グリル庫内の掃除は10年間不要」と謳うメーカーもあるほどです。

使用後は、この容器を洗うだけで済むため、後片付けのストレスが劇的に解消されます。

4-2. グリルは「第2のコンロ」へ!多彩な調理機能

最新のグリルは、直火と対流熱を駆使した「万能調理器」です。

  1. ノンフライ調理: 油を使わずに唐揚げやトンカツが作れるため、健康面を気にする50代・60代の方に非常に人気です。
  2. トースト・冷凍ピザ: 外はカリッと、中はモチッと焼き上がります。トースターを処分してキッチンを広く使う人も増えています。
  3. オーブン料理: グラタンやローストビーフ、さらにはパンやケーキまで焼けるモデルもあり、共働き世代の「ほったらかし料理」に最適です。

4-3. 失敗知らずの「オート調理機能」

30代の忙しい世代から、火加減の調整が負担になってきた60代の方まで、全員が恩恵を受けられるのが「オート機能」です。

  • 魚焼きオート: 魚の種類と焼き加減を選ぶだけで、火加減から消火まで全てお任せ。
  • 温度調節機能(130℃〜220℃): 揚げ物の温度を一定にキープ。プロのようなカラッとした仕上がりになり、油の過熱による発火も防げます。
  • 自動炊飯機能: コンロで美味しいご飯が炊けます。災害時の備えとしても注目されています。

4-4. スマホ連動(アプリ)で広がる献立

ハイエンドモデル(リンナイのデリシアなど)では、スマホアプリとコンロを接続できます。

「今日の夕飯、何にしよう?」とスマホでレシピを選び、コンロにデータを送信するだけで、火加減と時間を自動でセット。
料理のレパートリーが自然と広がり、献立作りの悩みから解放されます。


第4章のまとめ:グリル機能が「家事の時間」を変える

「火がつけば何でもいい」と安さだけで選んでしまうと、これらの便利な恩恵を全て逃してしまいます。

  • 掃除を楽にしたいなら: 蓋付き容器が使えるモデル
  • 料理のレパートリーを増やしたいなら: オート調理機能が充実したモデル

この視点で選ぶことで、交換後の満足度は120%変わります。

次の第5章では、いざ購入!という前に絶対に避けて通れない、「設置条件の落とし穴」について解説します。
ここを確認し忘れると「せっかく買ったのに取り付けられない」という悲劇が起こります。



第5章
要注意!購入前に必ず確認すべき「ガス種・サイズ・オーブン」の条件

「せっかく気に入ったコンロを見つけたのに、うちのキッチンには設置できなかった……」

そんな悲劇を避けるために、注文確定ボタンを押す前に必ずチェックすべき「3つの絶対条件」があります。

ビルトインコンロは一見どれも同じに見えますが、実はご家庭の環境によって「適合するモデル」が決まっています。
プロの見積もりをスムーズに進めるためにも、以下の項目をメモしておきましょう。

5-1. 【最重要】ガス種の違い(都市ガス or プロパンガス)

ガスコンロには、地域や住居形態によって異なる「ガスの種類」専用の設計がされています。

  • 都市ガス(12A・13A): 主に都市部の住宅。
  • プロパンガス(LPG): ボンベが屋外に設置されている住宅。

注意点: これを間違えると、火力が異常に強くなったり、不完全燃焼を起こしたりして大変危険です。

見分け方: 今使っているコンロの「電池ケースの蓋の裏」や「本体側面」のシール、または毎月のガス料金の検針票を確認してください。

5-2. 天板幅(60cm or 75cm)の選択

ビルトインコンロの天板(トッププレート)には、2種類の標準サイズがあります。

  • 標準幅 60cm:
    • メリット: 調理スペース(まな板を置く場所)を広く確保できる。価格が少し安い。
    • 向いている人: キッチンがコンパクトな方、調理スペースを優先したい方。
  • ワイド幅 75cm:
    • メリット: バーナー間の距離が広く、大きな鍋とフライパンを並べてもぶつかりにくい。見た目が豪華。
    • 向いている人: 複数の料理を同時に作る方、キッチンの高級感を出したい方。

プロのアドバイス: 本体の埋め込み寸法はどちらも同じなので、「今60cmだけど、次は広々の75cmにする」という変更も可能です。
ただし、コンロの横に壁がある場合は、火災予防の観点から一定の距離が必要になるため、業者に相談しましょう。

5-3. 下に「ガスオーブン」がある場合の注意点

現在、コンロの下に「ガスオーブン」が設置されている方は、特に注意が必要です。

  1. オーブンを使い続ける場合: 新しく設置するコンロは、オーブンと同じメーカーである必要があります。
    メーカーが異なるとガス配管の接続ができないためです。
  2. オーブンを撤去して収納にする場合: オーブンを処分して、代わりに専用の「収納庫(キャビネット)」を設置することも可能です。
    この場合は、コンロのメーカーを自由に選べるようになります。

5-4. 電源の種類(乾電池 or 100V)

多くのコンロは「単1形乾電池」で動作しますが、一部のハイエンドモデル(多機能なもの)は「家庭用100V電源」を必要とします。
もし100V電源モデルを選びたい場合、コンロの下にコンセントがないと別途電気工事が必要になります。


第5章のまとめ:迷ったら「今のコンロ」を写真に撮ろう

「いろいろあって難しい……」と感じたら、以下の3点をスマートフォンで撮影してください。

  • コンロ全体の写真
  • 本体に貼ってある型番シール(または電池ケース裏)
  • コンロ下の収納(またはオーブン)を開けた状態の写真

これらがあれば、専門業者で適合機種を判断してくれます。

さて、条件が分かったところで、次に悩むのが「どこで購入・工事を頼むのが一番お得で安心か」という点です。
第6章では、ホームセンターやネットショップなど、依頼先ごとのメリット・デメリットを赤裸々に比較します。




第6章
どこに頼むのが正解?ホームセンター・ネット・専門業者の違い

「本体は安く買いたいけれど、ガスの工事を任せるのは不安」
「結局、どこに頼むのが一番お得なの?」

ビルトインコンロの交換を依頼できる窓口は意外と多く、それぞれにメリット・デメリットがあります。
後悔しないために、各依頼先の特徴を詳しく見ていきましょう。

6-1. ガス会社(東京ガス・大阪ガス等)

【安心感重視派】

  • メリット: ブランドの安心感があり、供給元のガス会社という信頼性は抜群です。
  • デメリット: 価格が「定価」に近く、工事費も含めると最も割高。
    選べる機種が限定されることもあります。

6-2. 家電量販店・ホームセンター

【対面相談・ポイント重視派】

  • メリット: 買い物ついでに実物を確認でき、店員に直接相談できます。
    独自のポイント還元があるのも魅力。
  • デメリット: 実際に工事に来るのは「下請け業者」です。
    担当者の技術力にバラつきがあり、複雑な設置条件(オーブン接続など)には対応できないケースもあります。

6-3. 大手ネット通販サイト

【とにかく安さ重視派】

  • メリット: 驚くほど本体価格が安く設定されていることが多いです。
  • デメリット: 「工事費別」の表記が多く、最終的な総額が分かりにくいことも。
    また、メールだけのやり取りで工事当日まで担当者の顔が見えない不安があります。

6-4. ガス機器交換の地元業者(★おすすめ)

【コスパ・品質のバランス重視派】 実は、今の主流は「ガス機器専門の地元業者」への依頼です。

  • メリット:
    • 仕入れの安さ: 仕入れルートを絞っているため、低価格を実現。
    • 自社施工による安心: 外注ではなく自社で施工を行うため、工事品質が安定しています。
    • スピード対応: 現場調査から設置までが非常にスムーズ。
    • アフターケア:お住まいに近いところで活動をしているので、何かあったらすぐに駆けつけてくれます。
  • デメリット: 会社数が多いため、信頼できる業者を見極める必要があります。

6-5. 私たち地元業者にお任せいただくメリット

弊社も、この「住宅設備の専門業者」として、日々多くのお客様のコンロ交換などをお手伝いしています。
大手や量販店と比較して、特に以下の3点にこだわっています。

  1. 「総額表示」の徹底: 「追加費用がかかって予算を超えた」ということがないよう、事前に詳細な見積もりを提示します。
    処分費や出張費もすべて込みの価格です。
  2. 有資格者による丁寧な施工: ガス工事は命に関わる大切な作業です。
    私たちは経験豊富な「ガス可とう管接続工事監督者」などの有資格者が、1件1件丁寧に設置し、ガス漏れ検査も入念に行います。
  3. 10年先を見据えたアフターフォロー: 「売って終わり」ではありません。
    10年使う設備だからこそ、設置後の万が一の不具合や使い方のご相談にも迅速に対応します。

第6章のまとめ:依頼先選びのチェックリスト

迷ったら、以下の3つの質問を業者にぶつけてみてください。

  • 「工事に来る人は、ガス工事の資格を持っていますか?」
  • 「見積もり金額から、当日に追加料金が発生する可能性はありますか?」
  • 「設置後の製品保証と工事保証は、それぞれ何年つきますか?」

これらにお答えできる業者であれば、安心して任せることができます。

次は、安さの裏側に潜むリスクを深掘りする「第7章:安さだけで選ぶと危険?『工事品質』と『保証』で後悔しないために」です。
失敗しないための最終チェックをしていきましょう。


第7章
安さだけで選ぶと危険?「工事品質」と「保証」で後悔しないために

インターネットで検索すると、驚くような低価格を提示しているサイトも目に付きます。
しかし、ビルトインガスコンロは家電ではなく、「ガス工事を伴う住宅設備」です。

極端な安さだけを追求してしまった結果、「数年後に後悔した」という方の相談は後を絶ちません。

10年間の安心を支える「工事品質」と「保証」の本当の価値を解説します。

7-1. 「最安値」の裏に隠れているリスク

価格が相場より著しく低い場合、コストを削るために以下のような状況になっている可能性があります。

  1. 工事の「外注丸投げ」: 集客だけを行い、工事はマージンを抑えた下請け業者へ。
    担当者の顔が見えず、施工の質にバラつきが出やすくなります。
  2. 無資格者・未熟な作業員による施工: ガス工事は本来、専門の資格が必要です。
    コストを削るために無資格者が作業をしたり、十分なガス漏れ検査を行わなかったりするリスクは、命に関わります。
  3. 見えない部分の「部材」のコスト削減: 既存の古いガス管やパッキンをそのまま使い回すことでコストを下げる業者がいます。
    これでは設置直後は良くても、数年後にガス漏れを引き起こす原因になります。

7-2. 10年使うからこそ重要な「W保証」

コンロの交換で確認すべきは、「本体保証」「工事保証」の2つです。

  • 本体保証(メーカー保証等): 製品自体の故障に対する保証です。
    通常1〜2年ですが、オプションで10年まで延長できるかどうかが重要です。
  • 工事保証(施工業者保証): 「ガス接続部からの漏れ」や「設置不良」など、工事が原因のトラブルに対する保証です。
    安すぎる業者はこの工事保証がついていない、あるいは期間が極端に短い(数ヶ月など)ことがあります。

7-3. 信頼できる業者を見極める「3つの質問」

見積もりを比較する際、以下のポイントをチェックしてみてください。

  1. 「追加費用の発生条件」が明文化されているか?
    「当日の状況次第で変わります」という曖昧な返答ではなく、事前に「こういう場合はいくらかかります」とはっきり提示してくれる業者は誠実です。
  2. 有資格者の証明は出せるか?
    「ガス可とう管接続工事監督者」などの資格を保有し、コンプライアンスを守っているか確認しましょう。
  3. 施工実績が豊富か?
    どのような施工事例があるのかどうか、確認をしてみてください。

第7章のまとめ:安心のコストは「保険」と同じ

ガスコンロの寿命は10年。
仮に1万円の価格差があったとしても、1年間に換算すればわずか1,000円、1ヶ月なら80円強の差です。
そのわずかな差で「ガス漏れや故障の不安」を抱え続けるよりも、確かな資格と保証がある業者を選ぶことこそが、結果として最も賢い「節約」になります。

次は、最後の不安を解消するための「第8章:よくある質問:DIYは可能?補助金は使える?」について回答していきます。




第8章:
よくある質問(FAQ)|DIYは可能?補助金は使える?

最後に、コンロ交換を検討されているお客様から特によくいただく質問をまとめました。
不安な点をここで全て解消しておきましょう。

Q1. ビルトインコンロは自分で交換(DIY)できますか?

A. 結論から申し上げますと、絶対に不可です。

ビルトインコンロのガス接続には、「ガス可とう管接続工事監督者」などの国家資格が必要です。

  • 安全面のリスク
    わずかな接続ミスがガス漏れや爆発事故を招く恐れがあります。
  • 法的なリスク
    無資格者による工事は法令違反となります。
    また、万が一火災が発生した際、無資格工事が原因だと火災保険が適用されないケースがほとんどです。

たとえネットで本体だけ安く購入したとしても、設置工事は必ず弊社のような専門業者へご依頼ください。

Q2. コンロ交換で使える補助金や助成金はありますか?

A. 自治体の制度や国の省エネ支援事業が対象になる場合があります。

  • 子育てエコホーム支援事業など: 過去には、一定の省エネ基準を満たしたビルトインコンロ(高効率コンロ)への交換が補助金対象となるケースがありました。
    年度によって制度が変わるため、最新情報は事前にお問い合わせください。
  • 自治体の助成金: お住まいの市区町村によっては、高齢者世帯への安全機器設置(消し忘れ防止機能付きコンロなど)を支援する助成金制度を設けている場合があります。

こうした制度を活用したい場合、「工事前の写真」や「指定の証明書」が必要になることが多いため、必ず購入前に業者へ「補助金を使いたい」と相談するのが鉄則です。

Q3. 工事の時間はどのくらいかかりますか?

A. 一般的な交換であれば、1.5時間〜2時間程度で完了します。

古いコンロの撤去から新しいコンロの設置、ガス漏れ点検、使い方の説明を含めてこの程度の時間です。ただし、コンロ下のオーブンを同時に撤去する場合などは、プラス1時間ほどかかることがあります。

Q4. 10年以上経っていても、修理で済ませることはできますか?

A. あまりおすすめできません。

10年経過した製品は、一部を修理しても別の箇所が次々と故障する「いたちごっこ」になりがちです。
また、メーカーの部品供給が終了していると、出張点検費だけ払って「結局直せなかった」という結果になることも。

安全機能も現行モデルの方が格段に優れているため、10年を機に交換するのが最もコスパが良い判断と言えます。

Q5. 高額請求された、または契約してしまった場合、どうしたらいいですか?

A.慌てずに、まず以下の窓口にご相談ください。

  1. 消費者ホットライン(188):tel:188
    全国の消費生活センターに繋がる窓口です。具体的な契約内容や経緯を相談できます。
  2. 国民生活センター: https://www.kokusen.go.jp/
    クーリングオフ制度の適用可否や、契約解除の手続きについてアドバイスがもらえます。
  3. 契約書を確認:
    契約書に記載された業者の連絡先や、クーリングオフに関する特約を確認しましょう。


第9章
まとめ:自分にぴったりの1台を見つける3ステップ

ここまでお読みいただきありがとうございます。
ビルトインコンロの交換は、10年に一度の大きな買い物です。失敗しないための手順を最後に3つのステップでおさらいしましょう。

  1. 今の状況を確認する
    ガス種、天板サイズ、オーブンの有無を確認し、スマホで写真を数枚撮る。
  2. 優先順位を決める
    「掃除を楽にしたい(ガラストップ)」「安く抑えたい(ホーロー)」「グリルを使いこなしたい」など、一番譲れないポイントを絞る。
  3. 信頼できるプロに見積もりを依頼する
    安さだけでなく、資格・保証・実績が揃った業者を2〜3社比較する。

最後に

ガスコンロが新しくなると、毎日の料理が楽しくなるだけでなく、キッチンの空気もパッと明るくなります。
掃除のストレスから解放され、安全機能で家族の安心も守れる——。

そんな「新しい暮らし」への第一歩を、ぜひ踏み出してみてください。

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